すとんと刺さる

ゆるいおたくのよしなしごと

3月4月

2月のおわり、ペダステを観ました。マスクをして、劇場入り口に置いてあった消毒液も使って。千秋楽まで走り抜けられないかもしれない、いつ公演中止になってもおかしくない。そんな状況での観劇でした。
2月はじめに観た舞台でも、すでに品薄状態になっていたマスクの着用を求められたけれど、それから約20日後、事態はすっかり悪いほうへと傾いていて、そして4月の終わりも近い今もずっと変わっていません。

Twitterを開けば何かしらの公演が中止になっている。そんなことにも慣れてきてしまいました。私が行けなくなった舞台は4月にあるはずだった2公演。だからって残念な気持ちやショックが少ないこともなく、やっぱり残念だし悲しいしショックです。楽しみにしていた機会がなくなるのも辛いし、彼らの仕事が奪われていくのも辛い。世界規模での危機なのだから仕方のないことだけど、心がすり減ってくのだってどうしようもない。私は自分をまあまあのんきな人間だと思っていますが、それにしたって気持ちがざわめくのを止められない毎日を過ごしています。
正直なところ、彼は本当に大丈夫なの!?という面でそわそわしてる部分もあります。だけど同時に、こちらに向けて露出してくれてる一部分でしか計れないことを、勝手に慮ってもよくないとも思っていて。とにかく心身ともに健やかでいてくださいと祈るばかりです。

そういうわけでコダマみたいな顔で、着ていく予定のない服を買ったりTwitterで見かけた美味しいものを買ったり過去作の円盤観たりしているんですが、2ヶ月振りにブログを書かなくちゃと思い立ったのは、先日放送された『2.5次元男子推しTV』を観たからです。
鈴木さんとゲストのみなさんとの微妙な緊張感を毎回楽しんでいますが、今回は特に、この春の私の楽しみはここに全部あるくらいの気持ちで放送の日を待ってました。し、実際とっても楽しかった……とっても。2月の、おそらくOasis千秋楽後の撮影風景には今のような自粛態勢の影もない日常があって、そんな中で仲良したちがリラックスして遊ぶ様子と、3人にとって大事であろう作品についての話やそれぞれの関係性がうかがえる話は、なんだかすごく胸に迫るものがありました。有り体に言うと、元気出た。オアシスは個人的にも本当に素晴らしかったけど、鈴木さんの感想や素直な思いを聞けてとても嬉しかったです。椎名さんにとっても最高の言葉だったんじゃないだろうか。2人の絆、と言ってしまうと逆に軽くなってしまうかな、とにかく彼らの関係性がとても良いものだなあと思いました。なんていうか、出会ってくれてありがとーー!(ペンラ振り回し)という気持ちです。

そして週末には『エヴリィBuddy!』の円盤が届きました。去年の10月、初日が超大型台風に見舞われたものの、大阪からの公演だったことでどうにか幕を開けられた舞台です。「エンターテインメントのちから」というような言葉が役者さんから何回か出てきて、どうかどうか、なるべく早く、それが万全のものとなって私たちのもとへ戻ってきますように、と心から思います。
それはそれとして、本編はもちろん、特典映像も限定特典も盛りだくさんで素晴らしかったです。満足度がすごい。